2019.05.09 16:49君が私に残した物 君は 何処に いる の 私は ここに いる よどうして 私の前に 出てきては くれないの私はこんなにも恋焦がれ 待っているというのに 君は 私が 嫌いなの 君が 私を 止めた というのに 私の...
2019.04.18 20:33神隠し目を覚まし身体を起こす凄く喉が渇いていた 水を飲むため下へ降りるここは二階の部屋であり 下に降りるにはドアを開けて右に曲がるのだが 道がないアレ?逆かなっと思い振り向こうとした瞬間 頭にふわふわした何かがぶつかったと同時に布団の中に戻されたその瞬間 理解したあっ これか 内心ワ...
2019.04.18 19:30神隠し 記憶の裂け目いつだったか 見覚えのあるこの風景昔ここで遊んだような でもどこか違うようなただ廃れてただけなのかもしれないが 始めてきた感じがしない山の中 遊具の数々 あの頃の子供たちはしゃぐ はしゃぐ 僕だけが まだ山の外知っている風景 知らぬ景色 「過去」が「今」と交わる場所 ...
2019.04.18 17:05神隠し プロローグわたしは 揺られるガタン ゴトン景色は流れるガタン ゴトン人が消えてくガタン ゴトン空気が流れる・・・・・・まもなく終電~ 終電~閉まるドアわたしはただ 立ち尽くす時間を措いてただ在る様に私は
2019.03.08 17:46精神と肉体 男 後 悔 なんぞ する 筈も ない 私は 満ち 足りているの だよ この 手 で 私 の 念願 を 叶え た の だから 素敵な人 で あった 私の 瞳が 一瞬で奪われる 程 に 無垢であるが 故に ...
2019.02.28 21:40だからこそ最初 は 好奇心から で あった が 次第に期待へと変わっていったこれだけの 人が 居るのだから 私が解っているのだから 他に気が付く者がいようともしかし 悉く 裏切られたそれは寂しい事 私と同じ場所に立てない 考えに至らない...
2019.02.28 21:35私の身体身体が重い まるで空気が水であるかの様に 水の布団で包まれている感覚力を入れようにも筋肉は脱力し ピクリとも動かないあゝ こんな時 この部屋に人が入ろうものなら私は成す術無く 殺されるのだろう などと思ってしまうそう思うと恐怖心より好奇心が湧いてきたこんな機会 滅多にないのだ...
2019.02.28 21:29枝ノ行方 あゝ 眠りたい 私は眠いのだいつ頃だろうか もう記憶にない ただ眠い 身体は動かない 寝るのに必要はないのだから けれど いくら待てども わたしの脳 は 起きている ...
2019.02.28 21:22その先の向こうへ その先に道はあった 知らない 土地 知らない 場所で 僕は 歩いた 何も知らない この町を 道は綺麗に鋪装され それと同じく建物までもが キッチリ並んだこの...
2019.02.28 20:46色の世界 情ねぇ 知ってる?昔あった事件なんだけどその家に壁掛けの鏡があって なんか人形がくっついてるんだってさで、その鏡で自分を見たものはどこからか子供の声が聞こえるんだってそして、その声に反応して鏡から目を逸らすと自分の姿が見えるんだって見えるはずもない自分の姿が恐る恐る 目線の先に目を...